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オーケストラ探究の第二弾は“オーケストラ・アンサンブル金沢”

2013年春より、サンフランシスコ交響楽団に続くオーケストラ探究の第二弾として、“オーケストラ・アンサンブル金沢”に取り組み始めました。

もともと私は、5~6年毎に自分が集中的に取り組むテーマを新しくしながら生きてきました。ティルソン・トーマスとサンフランシスコ交響楽団に関しては最初にブログを始めてから6年が経過、昨年秋に『オーケストラは未来をつくる』という本にまとめたことで、「MTTについてはもう思い残すことなく語り尽くした」という心境に至りました。

次のテーマを何にしようか考えたとき、アメリカの最先端をゆく活動を取り上げたのなら、次はやはり「私たちは日本で何ができるか?」かなと思い、日本のオーケストラを題材に“オーケストラは未来をつくる”を考えるというのが候補にあったのですが、具体的にどうやるかに関しては全く模索の状態でした。

そんなある日、井上道義さんが『オーケストラは未来をつくる』を読んで声をかけてくれたのです。そこから一気に進展し、次のテーマはOEKで決定。

私は石川県出身で高校時代までを過ごしたので、石川の文化や風土になじみはあったのですが、マエストロ井上が声をかけてくれたのは全くの偶然でした。

現在は公演を聴きに出かけながら、資料を読み勉強中です。活動のあれやこれやに「今まで知らなくてごめんなさい」と思うことしきり。探究の成果は最終的に皆さんに発表するものにまとめることを目指していますが、途中の様子はブログで発信していく予定です。

【続・徹底研究】ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団のウェブサイトについては、今後も大きなニュースがあったときには記事を更新する予定。MTTはこれからも面白いことをやってくれるはずですし、今世界のクラシック音楽シーンで最高水準のクリエイションですから、今後はゆるいペースになりますが、コンサートも引き続き聴きに行きます。

という訳で、今後ともよろしくお願いします!

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